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しばらくコロナ禍専用、時々生活と美しい物。

ネットの情報統制

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ネットからの情報削除は難しい

一時期「デジタル・タトゥー」という言葉が流行ったことがあった。

デジタルタトゥー - Wikipedia

当事者が、電子掲示板・ブログ・ソーシャル・ネットワーキング・サイトなどに書き込んだコメントや、掲出した画像はしばしば当人の意図に反して繰り返し複製され、インターネット上で急速に流布・拡散することがあり(いわゆるストライサンド効果)、後から削除しようとしても、結果的に「半永久的に残り続けること」になる (上記より引用)

 悪意ある者によって個人情報や盗撮画像がYoutubeにアップされ、ネットユーザーによって繰り返し拡散された被害者に対して「忘れられる権利」が裁判でも認められるようになってきている。

個人のプライバシーではなく、公益的な情報についてはどうか。いくら公益的といっても、権利は著作者にあり、本人が望めば「忘れられる権利」は適用されるべきだと思う。ところが、それが第三者にとって都合が悪い事実であり、隠蔽するために、不正アクセスや恫喝による削除強要することはは、あってはならない。

先日から議論してきた「平山論説」はそれに当たる。

  • 一般的に「平山論文」とは受動喫煙の影響についての研究論文のことらしいので「平山論説」に訂正いたします。

引用文献をこっそり削除させたが…

平山論説について、先日新たな事実がTwitterに暴露された。根占次郎 (@nejimejiro)氏より:

とても良く読み込んでいらっしゃる。それにしても「AKBによる世界支配戦略」とは一体何なのか?フリーメーソンイルミナティなどの世界陰謀論の香りがする。ヴァーナロッサム側としてはデジタル・タトゥーだろう。

論文12ページ(「筑波大学経済学論集第72号」では82ページ)の注19を引用する。

吉川圭一[2019]「AKB による世界支配戦略」『Viewpoint』2019/5/01,https://vpoint.jp/column/135746.html

根占氏が「消されている」というコラムのURLを叩いてみると

https://vpoint.jp/column/135746.html

なるほど、404エラーが返ってくる。かつてはここに記事があったということだ。

f:id:divisionby0:20200426160016p:plain

中身が知りたかったので、インターネットアーカイブ (web.archive.org) で復元を試みた。検索窓に上記URLを入れて検索するだけである。

f:id:divisionby0:20200426161040p:plain

黄色地に黒棒が、アーカイブが取られたところ。2019/5/1〜,5/2に2回アーカイブが取られている。画面下の方にカレンダー表示もある。試しに5/2を参照してみる

f:id:divisionby0:20200426161112p:plain

5/2のアーカイブは以下のURLに展開され、記事の復元に成功した(部分的に画像が欠落しているが、古いアーカイブから画像が消されていくのは仕様)

http://web.archive.org/web/20190502100502/https://vpoint.jp/column/135746.html

f:id:divisionby0:20200426162144p:plain

同様にして、前回記述したつくばリポジトリ「平山論説」も復元が成功した(URLが長いので短縮した)

https://bit.ly/2VDe8TK

インターネットアーカイブ(web.archive.org)について

説明は下記を参照されたい。インターネットをまるごと所蔵する電子図書館という理念で1996年に設立・構築されてきている。

インターネットアーカイブ - Wikipedia

ここから觀るのに著作権はどうなん?という疑問については、上記Wikipediaの「著作権」の項に説明がある。

著作権

ウェイバックマシン(筆者注: web.archive.orgシステムのこと)は米国著作権法フェアユース規定にもとづいてウェブアーカイブを構築している[5]。ウェイバックマシンは目的の性質上、フェアユースが成立するため、2009年時点ではウェイバックマシンに対する著作権侵害訴訟が起こされたことはない[しかし、後述の「インドからのアクセス遮断」のようにフェアユースに該当するとは思えない情報(営利目的の情報など)の収集も行っているのが実態である。

米国著作権法上は、問題がなく、日本国では元の著作者に著作権があるものとして扱えば良いのではないか(決めつけることはできないが、少なくも違法複製ではない)

似たようなサービスにWeb魚拓がある。上記インターネット・アーカイブの使い方は、Web魚拓のように証拠保全として使われるケースが多いのではないか。